モルフへの考え方を改めてくれた
クレステッドゲッコーを何か購入したいな、と考えたらやはり考慮の重要なファクターとしてモルフがあるのではないだろうか。
これはクレステッドゲッコーに限らず所謂「モルフ物」の場合、多くの人が共通する事だと思う。
けどこの個体がその考えを改めさせてくれた。
この個体は側面にパターンカラーが出ているが四肢にはパターンが出ていないので、ハーレクイン(Harlequin)ではなくフレイム(Flame)である。
しかしながらこの側面の赤さ、パターンカラーの濃さとても見事な表現となっている。
この個体であればその辺のハーレクインより全然クオリティが高いと言えるし、子供を取りたいとも思える。実際に交配してみなければ解らないが、この濃さがちゃんと遺伝してくれるのならばかなり優秀な種親と言えるであろう。
品種というのは、特に多因子の場合は単一遺伝する訳ではないので誰か人間が決めた分類でしかない。この個体で「別に四肢にパターンカラーがなくてもこれは素晴らしい」と思えた。誰かの決めた品種名にだけ購入・交配計画を左右されず、ちゃんと個体のクオリティを見極める目が大切だなーと思いました。
え?そんなに品種名に振り回されているブランド好きな人間は僕だけ???